医学部再受験マン

医学部再受験

センター試験

 寒くなってきたので、センター試験について書こうと思います。医学部再受験マンは人生においてセンター試験を4回受験しています。2回目と3回目の間には7年間のブランクがありました。

 1回目と2回目は文系の大学に行くために受験し、3回目はただなんとなく受けてみただけで、4回目は医学部を再受験するために受けました。もちろん、3回目を受けた時も医学部再受験を決意した後だったのですが、勉強を開始してからまだ3ヶ月程度しか経っていなかったので、絶対に良い点数は取れないことがわかっていましたし、どこの大学にも願書を出す気もありませんでした。

 3回目と4回目の受験の際には自分で車を運転して試験会場に行き、自分で車を運転して家に帰りました。もちろん、断言はできませんが、そのようなことをしていたのは、医学部再受験マンの受験した会場では医学部再受験マンただ一人だったようです。

 医学部再受験マンの得意(と思っていた)科目は、国語と英語であり、苦手科目は数学、理科であります。

 しかし、3回目の受験時、現代文が非常に難解な問題だったため、180点以上取るつもりで臨んだ国語で、医学部再受験マンは150点しか取ることができませんでした。翌年は易化するだろうと思って臨みましたが、やはり現代文が非常に難しく、135点と、さらに点数は下がりました。英語は筆記198点、リスニング48点だったのですが、国語で大きく点を落としたので、医学部再受験マンの心は大きく動揺しました。他の科目の結果も書くと、数学Ⅰ・A94点、数学Ⅱ・B72点、物理84点、生物86点、政経・倫理84点だったと記憶しています。この数学Ⅱ・Bの点数を他の医学部生に言うと、笑われます。得点率は83%程度であり、この点数では受験校はかなり絞られます。実際同級生にセンター試験得点率を聞くと、ほとんどが90%前後であります。

 医学部再受験マンがどのようなセンター試験対策をしていたかというと、基本的には12月ごろから赤本や青本などで時間を計りつつ問題を解くということだけです。これが役に立ったかというと、ほとんど立たなかったと申し上げなければならないと思います。

 ある程度センター試験の問題パターンを知っておく必要があるので、全く無駄というわけではありませんが、センター試験というのは多くの方々が言うほどワンパターンな問題構成ではないと医学部再受験マンは確信しております。

 何においてもそうなのですが、センター試験は受けてみるまでわからないと確信を持って言えます。医学部再受験マンはセンター試験2日前に激しい嘔吐と下痢に見舞われました。センター試験前日に病院に行くと、ノロウイルスだと診断されました。センター試験前の2日間は全く勉強できませんでした。水を飲んだ瞬間から肛門から水が噴き出すという、いままでに経験したことのないほどの激しい下痢でした。熱も39度以上ありましたが、当日はなんとか下痢止めを飲むことで受験することができました。

 これがセンター試験に何か影響を及ぼしたかどうか、それは分かりません。集中力が多少削がれたかもしれませんが、いずれにしても大した影響はなかっただろうと感じています。

 

 センター試験の点数が思ったほど伸びなかったことはしかし、一つの幸であったと感じています。医学部再受験マンはセンター試験後、志望校を変更しました。大学のランクを多少下げたわけですが、2次試験重視型の大学から、センター逃げ切り型と言われる大学への変更ということになりました。しかし、結果として分相応の大学への変更となったようです。

 

 繰り返しますが、センター試験対策を完璧にすることなど不可能であり、気楽に受けるべきだと医学部再受験マンは考えます。